車検証の再発行。もし、車検証を無くしたら?

車検証は、とっても重要な書類ですが、何かの都合で出してしまい、ふと気づいたら見つからない、ということも少なくありません。車検証を無くしてしまった場合でも、再発行ができますので、落ち着いて手続きを行いましょう。

 

車検証再発行に必要な書類とは?

車検証をなくしてしまった場合の再発行には、いくつかの書類が必要です。ディーラーなどのお店に依頼する場合と、使用者本人が行う場合で、用意する書類が異なりますので、注意してください。

お店に頼む場合には、

1.使用者の委任状
2.理由書

が必要です。いずれもお店から用紙をもらい、使用者の認印を押印して渡しましょう。

本人が行う場合には、

1.理由書
2.申請者の身分証明書(運転免許証など)
3.手数料納付書
4.再交付申請書

が必要です。3の手数料納付書と4の再交付申請書を陸運局でもらえますので、あらかじめ用意しておく必要はありません。1の理由書は、国土交通省のホームページに様式が掲載されているので、それを利用するようにしましょう。

 

車検証再発行に必要な費用とは?

車検証再発行には、再交付申請手数料のほか、車検証再発行代行料がかかります。再交付申請手数料とは、陸運局で車検証の再交付を申請するための手数料のことで、金額は300円です。車検証再発行代行料とは、ディーラーなどのお店に依頼した場合にかかる費用のことになります。相場としては、地域やお店によっても異なりますが、車庫証明と同等の5000円~10000円程度がかかる可能性があるので、見積もりを聞いてから頼んだ方がいいでしょう。車検証の再発行は、準備する書類も、当日の流れもそれほど難しいものではなく、警察署に申請と受領で2度足を運ばなければならない車庫証明とは違い、陸運局に1度足を運べばいいだけですので、時間がある場合には使用者本人が行うことがおすすめです。

 

車検証再発行の当日の流れとは?

車検証をなくしてしまった場合の再発行を行う当日の流れは、次の通りです。まず、運輸支局の窓口で、手数料納付書と再交付申請書をもらいます。入手した用紙の書き方については、運輸支局内に記載例などが掲載されていますので、そちらを参考にしてください。もし分からなければ、窓口で質問することもできます。次に再交付申請手数料の300円を支払うため、運輸支局の場内にある印紙販売の窓口で収入印紙(300円分)を購入してください。収入印紙を手数料納付書に張り付けたなら、再交付申請書、あらかじめ用意しておいた理由書と一緒に窓口に提出します。あとはしばらく待って、名前を呼ばれたら、車検証に間違いがないことを確認してから受け取りです。待ち時間は、混雑具合にもよりますが、月末以外であれば30分から1時間程度になります。

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つぁいとと申します。趣味はドライブで今までたくさんの車に乗ってきました。
最近は仕事が忙しくてドライブもブログ更新もなかなかできていませんが、頑張って更新していきますのでよろしくお願いします。

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