車検で交換する部品は?

車検では部品を交換することが多いです。それぞれの部品役割や交換時期を知っておくことで、むやみに部品を交換することなくリーズナブルな価格で車検を通すことができます。車検の時に交換することが多い部品についてご紹介します。

 

頻繁に交換する部品

頻繁に交換する部品として、エンジンオイルがあります。エンジンオイルはエンジンを滑らかに動かすために必要なものです。交換しないでおくと、エンジンが滑らかに動かなくなり焼きついてしまいます。エンジンオイルの交換時期は、5,000キロメートル走行時もしくは6ヶ月ごとです。次に頻繁に交換する部品として、オイルエレメントがあります。オイルエレメントはエンジンオイルの汚れを取るためのフィルタの役割をしています。一般的には、エンジンオイルを交換する際に2回に一度の割合で交換します。これらの部品は、適正な時期に自分で交換すれば安く交換可能なので、わざわざ車検の時に交換する必要がないので、車検を安く抑えたいのであれば、あらかじめ自分で交換しておくのがオススメです。

 

時々交換する部品

時々交換する部品の代表例として、ブレーキパッドがあります。ブレーキパッドはブレーキをかけるたびにすり減ってゆきます。新しい部品の時には厚さが7ミリメートルほどありますが、磨耗して2ミリ程度になると交換が必須です。ディーラー車検などでは、4ミリ程度にて交換を勧められます。車検を通すだけであれば、2ミリ程度残っていれば通りますので無理に車検時に交換する必要はありません。
バッテリーは車に必要な電気を蓄えておく部品です。一般的には交換時期は2年から3年ごととなります。毎日車に乗る人であれば3年程度は持つでしょう。週に一度くらいしか車に乗らない人は2年くらいで交換するのがベストです。
2年ごとに交換するものとしてラジエター液やブレーキオイルがあります。ラジエター液はエンジンを冷やすための液体です。ブレーキオイルは、ブレーキを踏んだ時にその動力をブレーキに伝えるための液体です。

 

長く乗っている車が交換する部品

車に長く乗っていると、オートマティック車であればオートマオイルを交換する必要があります。最近ではCVTタイプのオートマ車もあるので、その場合は交換の必要はありませんが、トルコンタイプのオートマティック車は交換が必要です。交換時期は車種によって異なりますが、2年程度で交換する必要があるものや、最新の車では10万キロまで交換しないで済むものもあります。
10年か10万キロ走行時には、タイミングベルトの交換が必要と言われています。これは、エンジン内部にあるチェーン状のベルトでエンジンのクランクシャフトと吸気バルブを開閉するカムシャフトを連動させる重要な部品です。エンジンの分解が必要なので、工賃は高くなります。
その他には、ファンベルトがあります。ファンベルトはラジエターを冷やすためのファンと発電機を回すための部品です。この部品が破損するとオーバーヒートする可能性があります。

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つぁいとと申します。趣味はドライブで今までたくさんの車に乗ってきました。
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